{{category 文献紹介}} !!『われらをめぐる海 』レイチェル・カースン (日下 実男訳) 、早川書房、2000年(07/5/28) 私はもともと自然が好きでしたが、山育ちの山好きでした。海には何かオソロシイものを感じ、苦手意識がありました。しかし、この本を読んで海がとても自分にとって親しいもののように感じ、海という存在が好きになったのです! いま、ここで目をつぶっても、地球の裏側で海がうねり続けていること、巨大なクジラが深海を泳いでいること、私自身を含めて地球上の生命を育み続けていること、そういうことを実感として感じられるようになったのです。 自分をとりまく世界に対してどういう気持ちで向えるか、それがとても大切なことだということも教えてくれました。 ぜんぜん「ガバナンス」じゃないですね。でも、本質的にはつながっているような気がするのです。(ヨシダ)