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第一回公開ガバ研

学生、教員、浜松市役所職員、吉田氏友人(県庁職員、研究者、建築士、フリーター、国家公務員)などが参加。

吉田寛「ガバナンスと公共性」

小泉雄基「まちづくりとガバナンス」

石上隆達「標準化と技術ガバナンス」

平沢隼「チャリ・クライシスから考える大学自治の話」

既存の学問分野(政治学、社会学、歴史学、文化人類学など)から離れ自由に議論する場があってよい。しかしそのことと、それらの学問分野が培ってきた知見を無視することは同義ではない。

そうした既存の学問分野の批判の厳しさに耐えうるものを目指したい。

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私は上の意見とまったく同じというのではないので、wikiだからと言って勝手に書き換える、書き加えるということはできないような気がする。と、すると、意見にはやはり署名があったほうが便利ではないだろうか。上の議論をAさんのコメントとしよう。

ガバナンスを論じることは、「既存の学問分野を離れて」議論することだろうか、あるいは「既成の学問に拠りつつ」考え論じ合うことだろうか。
また「既存の学問分野」が批判するのだろうか、それともすでにある学問的蓄積を使って「個人が」批判するのだろうか。

私は、さまざまな学問的成果に加えて実践的活動に個人個人が拠りつつ、お互いの直面している問題について議論するのが面白いと思う。でないと、既存の学問にありがちな「議論のための議論」の流儀に染まってしまうだろう。

いずれにせよ、そのためにも、Aさんの指摘するように、すでに蓄積された種々の学問的議論や実践的活動を踏まえようとすることは大切だろう。(何がをどう評価し使っていくべきか見極めは難しいですが。)批判を考慮しつつ自分の考えを深めていくことが必要なのは言うまでもないことですね。(ヨシダ)